慢性疲労の細胞性免疫能への影響 第5報 成熟後にシフトワークモデルに移行させたラットの体重及び臓器重量の変化
第67回日本産業衛生学会産業医学 36 臨時増刊号
慢性疲労のモデルとして、トレッドミル運動負荷と明暗の逆転による睡眠妨害をラットに5週齢から繰り返し行った場合について報告してきた。今回は、成熟期に達してから同様の負荷をかけた場合の影響について検討した結果、成熟後に負荷を加えたラットは、若齢期から負荷を加えたラットに比べ運動負荷量や負荷期間は少ないものの、体重や臓器重量に負荷に応じた変化が認められた。
内山巌雄、熊江隆、荒川はつ子、鈴川一宏
p.S534