ラット飜転腸管による蛋白体腸管壁通過現象の検討
第54回日本体力医学会大会 体力科学 48(6)
本研究では、ラット飜腸管を用いたin-Vitroの腸管潅流装置を使用し、近年栄養補給という意味空も注目されている経口的蛋白体や比較的分子量の小さなCollagenなどが、どの程度その機能をのこしたまま腸壁を通過するか否かの検討を試みた。その結果、Collagenの場合、その投与量の約数%が腸管壁を通過するものと考えられた。
鈴川一宏、谷浩充、谷代一哉、大和眞、中野昭一
p.975