相撲における土俵の拡大が軽量者の勝率,決まり手数および競技時間に及ぼす影響
武道学研究45(2)
本研究は、土俵の拡大により、体格の小さい者が大きい者に勝つ確率が高まるかどうか、決まり手が多様化するかどうか、競技時間が延びるかどうか、について検討することを目的とした。その結果、相手より10 %以上体重が軽い場合には、土俵の直径を15尺から16尺に拡大すると、より多く相手に勝つことができるようになることが示された。
齋藤一雄、伊東良、桑森真介
p109~117